序論
このガイドがopenSUSEの上のソース(コード)からNagiosをインストールして、20分でローカル・マシンを監視する簡単な方法を示す事を目的にをしています。 ここでどんな高度なインストール・オプションについても説明しません--直ぐ始めたいと思っている95%のユーザのための基礎です。
これらの方法はopenSUSE 10.2 インストールに基づいて書かれました。
必要なパッケージ
続ける前にあなたのopenSUSEに以下のパッケージのインストールか確認にします。 openSUSEの下にパッケージをインストールするのに yast が使用できます。
- apache2
- C/C++開発ライブラリー
1. アカウント情報を作成します。
ルート・ユーザになります。
su -l
新しいnagios ユーザ・アカウントを作成します、そして、パスワードをそれに設定します。
/usr/sbin/useradd -m nagiospasswd nagios
新しいnagios グループを作成します。 nagiosユーザをグループに追加します。
/usr/sbin/groupadd nagios/usr/sbin/usermod -G nagios nagios
Webインターフェースを通して実行される外部コマンドの実行許可を与えるため新しいnagcmd グループを作成します。 nagiosユーザとアパッチ・ユーザの両方をグループに追加します。
/usr/sbin/groupadd nagcmd/usr/sbin/usermod -a -G nagcmd nagios
/usr/sbin/usermod -a -G nagcmd wwwrun
2. Nagiosとプラグインをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを保存するディレクトリを作成します。
mkdir ~/downloadscd ~/downloads
NagiosとNagiosプラグインの両方のソースコードtarballsをダウンロードします(最新版へのリンクを http://www.nagios.org/download/ 参照)。 これを書いている時点では、Nagiosの最新版とNagiosプラグインは、それぞれ3.2.3と1.4.15でした。
wget http://prdownloads.sourceforge.net/sourceforge/nagios/nagios-3.2.3.tar.gz
wget http://prdownloads.sourceforge.net/sourceforge/nagiosplug/nagios-plugins-1.4.15.tar.gz
3. Nagiosをコンパイルして、インストールします。
Nagiosソースコードのtarballを展開します。
cd ~/downloadstar xzf nagios-3.2.3.tar.gz
cd nagios-3.2.3
前で作成したグループ名をNagios configure スクリプトに渡して実行します。
./configure --with-command-group=nagcmd
Nagiosソースコードをコンパイルします。
make all
バイナリ、初期スクリプト、サンプル設定ファイルをインストールし、外部のコマンド・ディレクトリにアクセス許可を与えます。
make installmake install-init
make install-config
make install-commandmode
まだNagiosを起動してはいけません--まだ、する必要がある事があります…
4. 設定をカスタマイズします。
サンプルconfiguration files設定ファイルは今、/usr/local/nagios/etc ディレクトリにインストールされました。 これらのサンプル・ファイルは、Nagiosをうまくスタートさせるはずです。 進む前に、ちょうど1つだけ変更を行う必要があります…
お気に入りのエディタで /usr/local/nagios/etc/objects/contacts.cfg 設定ファイルを編集し、nagiosadmin 連絡先定義に関連しているEメールアドレスを連絡先を受けるアドレスに変更します。
vi /usr/local/nagios/etc/objects/contacts.cfg
5. ウェブ・インタフェースを設定。
Nagiosウェブ設定ファイルをアパッチconf.dディレクトリにインストールします。
make install-webconf
Create a nagiosadmin account for logging into the Nagios web interface. Nagiosウェブ・インタフェースにログインするためのnagiosadminアカウントを作成します。 このアカウントに割り当てたパスワードを覚えていてください。- 後でそれが必要です。
htpasswd2 -c /usr/local/nagios/etc/htpasswd.users nagiosadmin
新しい設定を実施させるためにアパッチを再起動します。
service apache2 restart
注意: ここに書かれた強化CGIセキュリティ 基準の実装を考えてください。それはウェブ認証証明が危険さらされないのを保証するためです。
6. Nagiosプラグインをコンパイルして、インストールします。
Nagiosプラグイン・ソースコードのtarballを展開します。
cd ~/downloadstar xzf nagios-plugins-1.4.15.tar.gz
cd nagios-plugins-1.4.15
プラグインをコンパイルして、インストールします。
./configure --with-nagios-user=nagios --with-nagios-group=nagiosmake
make install
7. Nagiosを開始します。
システム・サービスのリストにNagiosを追加します、そして、システム起動時、自動的に開始させます。
chkconfig --add nagioschkconfig nagios on
サンプルNagios設定ファイルを確認します。
/usr/local/nagios/bin/nagios -v /usr/local/nagios/etc/nagios.cfg
誤りがなければ、Nagiosを始動します。
service nagios start
8. ウェブ・インタフェースにログインします。
今、以下のURLでNagiosウェブ・インタフェースにアクセスできるはずです。 前に指定したユーザ名(nagiosadmin) とパスワードの入力が要求されます。
http://localhost/nagios/
「サービス詳細」ナビ・リンクをクリックし、ローカル・マシンが監視された詳細を見ます。 Nagiosがあなたのマシンに関連しているすべてのサービスをチェックするには数分かかります、チェックが時間がたつにつれて広がって行きます。。
9. 他の変更
Nagiosインタフェースにリモートからアクセスしたいなら、マシンのファイアウォール・ルールでウェブサーバーへのアクセスを許可する設定をしたことを確認します。
以下でこの事ができます。
- コントロール・センターを開きます。
- YaST管理者コントロール・センターを開くために'Administrator設定'を選択します。
- 'セキュリティとユーザ'のカテゴリから'ファイアウォール'を選択します。
- ファイアー・ウォール設定画面で 'Allowed Services(サービスの許可)' をクリックします。
- '外部のゾーン'のため許可されるサービス・リストを'HTTP Server'に追加します。
- 新しいファイアウォール設定を許可するのに'Next'のクリックと'Accept'をクリックします。
メール通知の設定はこのドキュメンテーションの範囲外です。 電子メールを外部アドレスに送るための openSUSE システムの設定方法は、システム文書を参照するか、ウェブを捜すか、またはNagiosCommunity.org wiki を見ます。
10. 完了しました。
おめでとうございます! Nagiosのインストールに成功しました。 あなたの監視への旅は今始まりました。 間違いなくローカル・マシン以外を監視したくなるので、以下のドキュメントを調べます…